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二級建築士が教える「西宮市の中古マンション内見」でのスマートフォン撮影リスト

【賢くなる】不動産マメ知識

松本 望美

筆者 松本 望美

不動産キャリア3年

専門資格:宅地建物取引士・二級建築士・二級ファイナンシャルプランナー
職歴:リフォームプランナー・リノベーションプランナー・新築戸建住宅開発・不動産売買

不動産の知識のみならず、建築士、FP、ママ目線でもあなたのお家をお探しいたします!
西宮市で、双子を含む子供3人を育てているワーキングママです。

「来週末に内見を入れたけど、何を見ればいいか全然わからない…」「共働きで平日に内見に行けないから、この1回で絶対に判断したい」。

そんな声を、ピット不動産(兵庫県西宮市)では日々たくさんいただきます。中古マンションは表面のきれいさだけでは判断できない、見えないリスクが潜んでいます。二級建築士の望美が、内見時に「ここだけはスマートフォンで撮っておくべき」ポイントを、チェック箇所・撮影方法・判断の目安とともに解説します。


● この記事でわかること
  • わかること①:内見時に見落としがちな「建物の劣化サイン」とスマートフォンで撮影すべき5か所
  • わかること②:写真を撮っておくと後でAIや専門家に見せて判断を仰げる「証拠の残し方」
  • わかること③:ピット不動産の二級建築士・望美が同行する「建築士同行内見」で何がわかるか
きれいにリフォームされているから大丈夫と思いがちですが、表面だけリフォームして構造の問題を隠している物件が実際にあります。撮影チェックリストを使って、1回の内見を最大限に活かしましょう。
ピットちゃん


なぜ中古マンションの内見で「見落とし」が起きるのか

内見で見落としが起きる最大の理由は、「時間の短さ」と「感情の先走り」です。多くの方が内見に費やす時間は30〜45分程度。「日当たりがいい」「リビングが広い」といった第一印象に引っ張られると、構造的な問題のサインを見逃してしまいます。

特に中古マンションでは、売主がリフォームして見た目をきれいにしている物件も多く、壁や天井の問題が新しいクロス(壁紙)の下に隠れているケースがあります。二級建築士の望美が現場で繰り返し見てきた「後で後悔する買い方」のパターンを、先にお伝えします。

よくある内見の3つの失敗パターン

  • パターン①:リノベ・リフォーム物件を「新築並みに安心」と思い込む。表面の施工はきれいでも、配管・構造・防水は築年数相当のことが多い。
  • パターン②:室内しか見ずに、共用部・外壁・エントランスのチェックを省略する。マンション全体の管理状態は共用部に出やすい。
  • パターン③:「後で専門家に確認しよう」と思いながら写真を撮らず、帰宅後に何も思い出せない。

これらを防ぐのが、内見前にチェックポイントを把握し、スマートフォンで記録を残す習慣です。「失敗しないマイホーム購入の7ステップ」も合わせてご参照ください。


スマートフォンで撮るべき5か所と判断の目安

以下の5か所は、二級建築士の望美が「必ず写真で記録してほしい」と伝えているポイントです。撮影した写真は、帰宅後にAIに見せてセカンドオピニオンを取ることもできますが、最終的な判断は有資格の建築士への相談をおすすめします。

内見前に不安を解消したい方へ

「この物件、見るべきポイントを教えてほしい」という相談もLINEで受け付けています。物件URLを送るだけで、二級建築士・望美がチェックすべき箇所をお伝えします。最初のご相談は匿名OK(申込時には個人情報が必要になります)。

内見前にLINEで相談する(無料・匿名OK)

※物件URLでも、チェックポイントの質問だけでもOK。建築士がその場でお答えします。

撮影箇所① 外壁・共用廊下のひび割れ

外壁と共用廊下は、マンション全体の劣化状態を示す「体温計」です。特に外廊下側の床・壁・天井は雨にさらされやすく、防水層の劣化が最初に出やすい箇所です。

撮影箇所 確認したいこと 要注意のサイン 判断の目安
外壁のひび割れ(クラック) 幅・方向・数・錆び汁 0.3mm幅以上のひびや斜め方向のクラック、錆び汁(鉄筋の錆びが染み出した跡) 専門家への確認が必要
共用廊下の床・手すり タイルの浮き・欠け・鉄部の錆び タイルが浮いていて踏むとグラグラする、手すりの根元が錆びている 管理組合の修繕計画を確認
外廊下の天井・軒下 雨染み・コンクリートの剥落跡 茶色い染みや、コンクリートが剥がれた跡(爆裂) 大規模修繕の実施時期を確認

スマートフォンで撮影する際は、ひびの方向・幅がわかるよう近くから撮り、次に全体像がわかる距離から引いて撮る2枚セットがおすすめです。

撮影箇所② 天井・壁のシミ・変色

天井や壁のシミは、雨漏りや配管からの漏水の痕跡である可能性があります。リフォーム済みの物件でも、壁紙の浮き・波打ちとして残っていることがあるため、手のひらで壁を優しく押さえながら確認してください。

ピット不動産の相談事例

Kさん(夫35歳・妻33歳/共働き/子ども1人)

西宮北口エリアの築18年中古マンションを内見。リフォーム済みで見た目はきれいだったが、洗面室の天井角に薄い茶色いシミを発見。写真をLINEで送っていただき、望美が確認したところ「上階の給水管から漏水した可能性がある箇所」と判断。売主側に管理組合の修繕記録の開示を求めたところ、2年前に水漏れ事故の記録があったことが発覚。最終的に価格交渉に成功し、補修費相当分を値引きして購入に至ったケースがあります。

※2026年4月時点の事例。個人の状況により異なります。

望美
シミは過去に何かあった証拠です。もう直ってるから大丈夫ではなく、なぜシミができたかの原因を確認することが大切。修繕記録の開示は買主の権利として請求できますよ。

撮影箇所③ 水回り(キッチン・浴室・洗面台)の接合部

水回りの接合部は、漏水リスクの集中地点です。排水口まわり・コーキング(防水シール材)の劣化・カビの有無を必ず確認してください。

● 水回りの撮影チェックポイント
  • キッチンシンク下収納:扉を開けて内部の床・壁を撮影。水染み・カビ・木材の膨らみがあれば漏水の可能性あり。
  • 浴室の目地とコーキング:黒ずみやコーキングの割れ・剥がれは防水層の破れにつながるサイン。スマートフォンのライトを当てて近撮りする。
  • 洗面台・洗濯機パンの排水口:フタを外して内部を撮影。詰まりの程度・素材の劣化が確認できる。
  • 給湯器の設置年:本体の銘板写真を撮っておく。15年超は交換費用(10〜20万円)を想定した値交渉の根拠になる。

撮影箇所④ 床下収納内部・フローリングのたわみ

床下収納がある場合は必ず開けて内部を撮影しましょう。湿気・白カビ・木材の変色は、床下の防湿対策が不十分なサインです。フローリングは歩きながら「ギシギシ」「ブカブカ」した感触がないかを確認し、異変を感じた箇所の位置(入口から何歩目など)を写真と一緒に記録してください。

撮影箇所⑤ 電気盤(ブレーカー)と換気口

電気盤(分電盤)の年式と容量はリフォームで変更されにくい部分で、築年数を把握する有力な手がかりです。また、全室の換気口にほこりが詰まっていないかを確認しましょう。24時間換気システムが正常に機能していない物件は、結露・カビのリスクが高まります。

撮影箇所 確認したいこと 判断の目安
外壁・共用廊下のひび割れ 幅・方向・錆び汁の有無 幅0.3mm以上・斜め方向・錆び汁は専門家への相談が必要
天井・壁のシミ 色・形・湿り気 茶色い輪ジミは雨漏り・漏水の可能性あり
水回り接合部 コーキングの割れ・カビ・木材の膨らみ 黒カビ・木材変形は防水層の問題を疑う
床下収納内部 湿気・白カビ・木材の変色 白カビは防湿処理の要確認サイン
電気盤・換気口 年式・容量・ほこりの詰まり 換気口閉塞は結露・カビリスクの兆候

撮影した写真をどう活用するか

内見後に写真を活用する方法は3つあります。

活用法① AIに見せてセカンドオピニオンを取る

ChatGPTやGeminiなどのAIに写真を添付して「この壁のひびは問題ありますか?」と質問すると、一般的な解説を得られます。ただし、AIは画像の解像度・角度・築年数・物件全体の状況を把握できないため、「問題ない」という回答であっても最終判断には使えません。AIはあくまで「気になる点を整理するための補助ツール」として活用し、有資格の建築士への確認が必要な箇所を絞り込む用途に留めてください。

活用法② ピット不動産にLINEで写真を送る

内見中・内見後にLINEで写真を送っていただければ、二級建築士の望美が写真を確認し、「問題のないレベル」「要確認」「購入前に専門調査が必要」の3段階でコメントをお伝えします。外資系IT出身のリチャードが構築した効率的な相談フローにより、原則当日中にご返答しています。

活用法③ 価格交渉・インスペクション依頼の根拠にする

気になる箇所の写真は、価格交渉の根拠として使えます。また、より専門的な調査が必要と判断した場合は、建物状況調査(インスペクション)の実施を売主側に打診する際の資料にもなります。中古マンション購入で押さえるべきポイントは「中古マンション"買ってはいけない管理状態"7選」もあわせてご覧ください。


建築士同行内見でわかること・わからないこと

ピット不動産(兵庫県西宮市)では、宅地建物取引士・二級建築士・2級FP技能士の資格を持つ専門チームが、西宮市を中心とした阪神間(夙川・甲子園口・芦屋・宝塚・尼崎・伊丹・神戸東灘区・灘区)の不動産売買仲介をワンストップで対応しています。二級建築士の望美が内見に同行するサービスでは、以下の確認が可能です。

確認できること 確認できないこと(別途調査が必要)
外壁・共用部の目視劣化確認 壁内・床下内部の精密診断(専門インスペクション業者が必要)
水回り接合部・換気設備の目視確認 配管内部の映像調査(カメラ挿入調査が必要)
重要事項説明書の建物チェック箇所の読み解き 耐震診断(別途耐震診断士による調査が必要)
修繕積立金・管理費の適正水準の判断 管理組合の財政状況詳細(理事会議事録の確認が必要)
リフォーム・リノベの概算費用の目安 正式なリノベ見積もり(施工会社への依頼が必要)
リチャード
候補物件の絞り込み段階はオンライン内見(Zoom・動画送付)でも十分対応できます。ただし購入意欲が高まった物件は、望美が現地に同行する内見を強くおすすめしています。こんなはずじゃなかったを防ぐためです。建物の問題は現地でしか発見できないことがほとんどです。

オンライン相談・LINE相談の活用法については「西宮で後悔しない家探し!外資系IT出身が教える失敗しないLINE&オンライン内見術」もご覧ください。


西宮市・阪神間の中古マンション内見で特に注意すべきこと

西宮市・芦屋市・尼崎市・宝塚市・伊丹市・神戸市東灘区・灘区などの阪神間では、中古マンション内見時に特有の注意点があります。

注意点① 阪神・淡路大震災(1995年)以前の旧耐震物件

1981年6月以前に建築確認を受けた「旧耐震基準」物件は、耐震性能が現行基準を下回る可能性があります。西宮市・芦屋市・神戸市のマンションストックには旧耐震物件が一定数含まれており、購入前に耐震診断結果や耐震改修の有無を確認することが不可欠です。また、住宅ローン控除の適用には耐震基準適合証明書などが必要になります(参考:国税庁「住宅ローン控除」)。

注意点② 武庫川・夙川・東川沿いの低地エリアのハザード確認

夙川・甲子園口・今津エリアなど河川沿いや低地のマンションは、西宮市のハザードマップで浸水想定区域に指定されているケースがあります。内見時に「どのフロアが浸水想定区域か」「マンション独自の水害対策(止水板・排水ポンプ等)があるか」を確認し、写真で記録しておきましょう。

注意点③ 修繕積立金の残高と大規模修繕の時期

築15〜20年のマンションは大規模修繕(外壁塗装・防水・共用設備の更新)の時期が近づいていることが多く、修繕積立金の残高が不足していると、購入後に一時金徴収のリスクがあります。内見時に管理人室の掲示板や管理規約・長期修繕計画書の開示を求め、修繕積立金の月額・残高を確認してください。資産価値が落ちにくい家の条件については「建築士が教える資産価値が落ちにくい家の3つの共通点」もご参照ください。


よくある質問

Q 内見時に写真を撮っても大丈夫ですか?売主や不動産会社に嫌がられませんか?
A

撮影は事前に仲介担当者を通じて許可を取れば原則問題ありません。ピット不動産では内見の調整時に「建築士確認のため撮影を希望する」旨を売主側に伝えますので、事前に「撮影したい」とお伝えください。なお、家具・家電が残っている場合はプライバシーへの配慮から対象外となることがあります。

Q 内見で撮影した写真をAIに送れば、建物の問題がわかりますか?
A

AIは写真から一般的な情報を提供できますが、建物全体の状況・築年数・管理状態を把握していないため、最終的な安全確認には使えません。AIはあくまで「気になる箇所の整理」に使い、具体的な判断は二級建築士など有資格者に確認することをおすすめします。ピット不動産(兵庫県西宮市)では、LINEで写真を送っていただければ二級建築士の望美がコメントします。

Q 建築士同行の内見はピット不動産に依頼しないとできませんか?費用はかかりますか?
A

ピット不動産(兵庫県西宮市)では、仲介をご依頼のお客様に対して、二級建築士の望美による内見同行を仲介サービスの一環としてご提供しています。独立したインスペクション(建物状況調査)については別途専門業者への依頼が必要で、費用は5〜10万円程度が目安です(物件・調査範囲により異なります)。まずはLINEでご相談ください。

Q 西宮市の中古マンションで「旧耐震」かどうかは内見でわかりますか?
A

建築確認日は重要事項説明書に記載されています。1981年6月以前の建築確認であれば旧耐震基準の可能性があります。内見前に仲介担当者に確認するか、内見時に管理人室の掲示板で竣工年を確認しましょう。耐震改修の有無・耐震基準適合証明書の有無は、住宅ローン控除の適用可否にも関わります。(参考:国税庁「住宅ローン控除の概要」

Q SUUMO・ホームズで見つけた物件でもピット不動産に相談できますか?
A

はい、対応しています。SUUMO・LIFULL HOME'S等に掲載されている物件のURLをLINEで送っていただければ、ピット不動産が窓口となって内見・交渉・契約まで対応します。LINEからのお問い合わせで仲介手数料が最大半額になるキャンペーンも実施中です。

あなたのケースは?
個別の状況はLINEで気軽にご相談ください。最初のご相談は匿名OK・営業なし・無料です(申込時には個人情報が必要になります)。

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まとめ

  • ポイント1:内見では「外壁のひび割れ・天井シミ・水回り接合部・床下収納・電気盤」の5か所をスマートフォンで必ず撮影する。
  • ポイント2:撮影写真はAIへのセカンドオピニオン取得や、建築士への確認依頼、価格交渉の根拠として活用できる。ただしAIの回答は最終判断の代替にはならない。
  • ポイント3:西宮市・阪神間では旧耐震物件・河川沿い浸水リスク・修繕積立金の残高不足に特有の注意が必要。
  • ピット不動産:ピット不動産(兵庫県西宮市)は、宅地建物取引士・二級建築士・2級FP技能士の資格を持つ専門チームが、西宮市・芦屋市・尼崎市・宝塚市・伊丹市・神戸市東灘区・灘区の不動産売買仲介をワンストップで対応しています。建築士同行の内見は、仲介サービスの一環として提供しています。
内見前の不安も、内見後の写真確認も、LINEでどうぞ。物件チェックと送るだけで、建築士・望美が写真を確認します。さらにLINEからのお問い合わせで仲介手数料が最大半額になるキャンペーンも実施中です。
ピットちゃん

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