
【2026年最新】西宮の住宅ローン控除|新築と中古で逆転する「得する条件」
最終更新日:2026年4月26日
「2026年から住宅ローン控除が変わったって聞いたけど、うちの場合はどうなるの?」
「中古マンションを狙っているけど、控除が少ないと聞いて迷っている…」
そんなご相談を、西宮市で物件を探している共働きファミリーから日々いただいています。
結論から言うと、新築と中古では2026年の変化がまったく逆方向です。新築の一部は条件が厳しくなり、中古は大幅に優遇が拡充されました。「中古は控除が弱い」という思い込みは、もう古い情報かもしれません。
この記事では、令和8年度税制改正大綱(国土交通省、2025年12月公表)と国税庁の公式情報をもとに、西宮市で家を探す共働きファミリーに向けて、二級建築士×FP2級の望美とIT出身のリチャードが正確にわかりやすく解説します。
- わかること①:2026年の新築・中古それぞれの借入限度額と控除期間の最新ルール(国交省・国税庁準拠)
- わかること②:共働き子育て世帯が「得する条件・損する条件」を判断するポイント
- わかること③:確定申告など手続きの流れ、西宮の物件でいくら戻るかの概算イメージ
そもそも住宅ローン控除って何?まず基本を整理しよう
住宅ローン控除(正式名称:住宅借入金等特別控除)は、住宅ローンを使ってマイホームを取得した人の税負担を軽くするための国の制度です。
仕組みをひとことで言うと、「毎年12月末時点のローン残高 × 0.7% が、払った所得税(引ききれない場合は翌年の住民税の一部)から戻ってくる」制度です。これが最長13年間続きます。
たとえばローン残高が3,000万円あれば、その年に最大21万円が還付される計算になります。ただし実際に納めた所得税+住民税の合計が上限となるため、税額が少ない方はその分しか戻りません。
※出典:国土交通省「住宅ローン減税」(公式ページ)、国税庁「No.1211-1 住宅の新築等をし、令和4年以降に居住の用に供した場合」(タックスアンサー)
【2026年版・新築】借入限度額はこう変わった。省エネ性能で差がつく時代へ
令和8年度税制改正大綱(2025年12月19日公表)により、住宅ローン控除は2030年12月31日入居分まで5年間延長されました。控除率0.7%・控除期間最長13年は維持されますが、新築は住宅の省エネ性能によって借入限度額に大きな差がつく設計になっています。
新築住宅の借入限度額・控除期間(2026〜2030年入居)
| 住宅の種類 | 子育て・若者夫婦世帯 | その他の世帯 | 控除期間 | 2025年との比較 |
|---|---|---|---|---|
| 認定長期優良住宅・低炭素住宅 | 5,000万円 | 4,500万円 | 13年 | 変わらず |
| ZEH水準省エネ住宅 | 4,500万円 | 3,500万円 | 13年 | 変わらず |
| 省エネ基準適合住宅 | 3,000万円 | 2,000万円 | 13年 | ▼1,000万円ダウン |
| その他(省エネ非適合) | 対象外 | — | 変わらず(対象外) | |
※出典:国土交通省「令和8年度税制改正のポイント」(2025年12月26日公表)
※子育て世帯=19歳未満の扶養親族がいる世帯、若者夫婦世帯=夫婦のどちらかが40歳未満の世帯(入居年の12月31日時点で判定。国税庁タックスアンサーNo.1211-1に定義あり)
※制度は変更される場合があります。最新情報は国土交通省公式ページでご確認ください。
新築を検討中の方に知ってほしい「2028年問題」
今から新築を検討している方が見落としがちな重要ポイントがあります。2026〜2027年入居なら「省エネ基準適合住宅」も控除対象ですが、2028年以降に建築確認を受ける新築については、省エネ基準適合住宅が原則として控除対象外になる予定です。
- 2026〜2027年入居:省エネ基準適合でも控除OK(ただし借入限度額は2025年比で1,000万円ダウン)
- 2028年以降入居:省エネ基準適合は原則対象外。ZEH水準以上が事実上の必須条件に
- タイミングに注意:「2027年末入居をめざす」と計画していても、着工〜完成に数ヶ月かかる。建築確認のデッドラインを逆算しておくことが重要
【2026年の目玉】中古住宅の控除が"新築並み"に大改善。西宮の物件選びに追い風
2026年改正で最も注目すべきは、中古住宅(既存住宅)への控除の大幅拡充です。西宮市内で省エネ性能のある中古マンションを検討している方には、特に追い風となる内容です。
中古住宅の借入限度額・控除期間(2026〜2030年入居)
| 住宅の種類 | 子育て・若者夫婦世帯 | その他の世帯 | 控除期間 | 2025年との比較 |
|---|---|---|---|---|
| 認定長期優良・低炭素住宅 | 4,500万円 | 3,500万円 | 13年 | ▲大幅拡充 |
| ZEH水準省エネ住宅 | 4,500万円 | 3,500万円 | 13年 | ▲大幅拡充 |
| 省エネ基準適合住宅 | 3,000万円 | 2,000万円 | 13年 | ▲10年→13年に延長 |
| その他(省エネ非適合) | 2,000万円 | 2,000万円 | 10年 | 変わらず |
※出典:国土交通省「令和8年度税制改正のポイント」(2025年12月26日公表)
※中古住宅は新耐震基準適合(1982年以降建築、または耐震基準適合証明書の取得)が要件
※床面積要件:原則40㎡以上(所得1,000万円超の方および子育て等世帯上乗せ利用者は50㎡以上)
※制度は変更される場合があります。最新情報は国土交通省公式ページでご確認ください。
2025年まで、中古住宅の控除期間は原則10年でした。それが2026年からは省エネ性能のある中古住宅なら13年に延長。子育て世帯が省エネ適合の中古住宅を購入した場合の累計控除額(概算上限)は、2025年の最大140万円から約273万円以上に大幅増加します。
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西宮の物件でいくら戻る?ケース別・概算シミュレーション
「数字で言われてもイメージが湧かない」という方のために、西宮市で実際に検討されるようなケースで概算をお示しします。
※以下はあくまで概算イメージです。実際の控除額は年末のローン残高・所得税・住民税の納税額によって変わります。正確な試算はFP望美にご相談ください。
ケース①:西宮の省エネ適合・中古マンションを子育て世帯が購入
Aさんご夫婦(夫37歳・妻34歳/共働き/子ども1人)
西宮市内の築12年・省エネ基準適合の中古マンション(3LDK)を購入。
世帯年収約850万円、借入3,000万円・35年返済。子育て世帯に該当。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 借入限度額(子育て世帯・省エネ適合) | 3,000万円 |
| 控除期間 | 13年間(2026年改正で10年→13年に延長) |
| 年間最大控除額の目安 | 3,000万円 × 0.7% = 年間最大21万円 |
| 13年間の累計控除額(概算上限) | 約273万円(実際は残高減少で逓減) |
| 2025年までの中古(10年)との差 | 最大140万円 → 約273万円。約133万円の拡充 |
ケース②:西宮北口エリアの新築ZEH水準物件を子育て世帯が購入
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 借入限度額(子育て世帯・ZEH水準) | 4,500万円 |
| 控除期間 | 13年間 |
| 年間最大控除額の目安 | 4,500万円 × 0.7% = 年間最大31.5万円 |
| 13年間の累計控除額(概算上限) | 約409万円(実際は残高減少で逓減) |
住宅ローンの組み方で迷っている方はペアローンと単独ローンの比較記事や変動金利1%時代の解説記事もあわせてご覧ください。
手続きはどうすればいい?初めての確定申告を3ステップで解説
「控除を受けるための手続きが難しそう…」という声は多いですが、流れはシンプルです。
- STEP1(入居した翌年):確定申告を行う。申告期間は毎年2月16日〜3月15日ごろ。国税庁のe-Tax(スマホ対応)で自宅から完結できる。詳細は国税庁タックスアンサーNo.1211-1に記載あり。
- STEP2(必要書類の準備):主な書類は①住宅ローン残高証明書(金融機関から届く)②登記事項証明書(法務局で取得)③住宅省エネルギー性能証明書(省エネ住宅の場合・売主から入手)④源泉徴収票。書類が揃っているか不安な場合はLINEで確認できます。
- STEP3(2年目以降):会社員なら年末調整で自動処理。金融機関から届く「残高証明書」を会社に提出するだけ。確定申告は不要になる。
なお、マイホーム購入全体の流れを確認したい方は失敗しないマイホーム購入7ステップの解説記事もご覧ください。
自分たちはどの枠が使える?購入前セルフチェック
以下の3つをまず確認してみてください。「自分はどの借入限度額枠に入るか」の目安がわかります。
- チェック①【世帯区分】:「19歳未満の扶養親族がいる」または「夫婦のどちらかが40歳未満」に当てはまる?→ YESなら子育て・若者夫婦世帯として借入限度額が上乗せされる枠を使える
- チェック②【所得要件】:合計所得金額が2,000万円以下か? ペアローンの場合はそれぞれ個別に判定。どちらかが2,000万円超なら、その人は控除を受けられない
- チェック③【床面積】:登記簿上の床面積が40㎡以上あるか?(所得1,000万円超の方・子育て世帯上乗せ措置利用者は50㎡以上が要件)。間取り図の「壁芯面積」ではなく、必ず登記簿の数字で確認する
3つとも確認できたら、次のステップは「住宅の省エネ性能の種類」で自分がどの枠に入るかをチェックしましょう。不明な点はLINEでご相談ください。
まとめ
- 2026年の住宅ローン控除は5年延長:2030年12月31日入居分まで対象。控除率0.7%・最長13年は維持(国交省・令和8年度税制改正大綱より)
- 新築は「性能の差」が拡大:省エネ基準適合住宅の借入限度額が1,000万円ダウン。2028年以降の新築ではZEH水準以上が事実上の必須条件に
- 中古は大幅改善が目玉:省エネ適合の中古住宅なら控除期間が13年に延長。子育て世帯の累計控除額は最大約273万円以上に。「中古は不利」という思い込みは2026年から変わった
- 手続きは1年目だけ確定申告:2年目以降は会社員なら年末調整でOK。e-Taxならスマホで完結
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